サプリメントと薬の飲み合わせ [健康の知識]


近年、サプリメントを使って栄養を取り入れる人がふえています。サプリメントを使う時は、飲み合わせに注意しましょう。


サプリメントと薬の飲み合わせによって、トラブルが発生することがあります。サプリメントには薬との飲み合わせによっておこる相互作用というものがあるからです。


どんなものをどんなふうに飲んでもサプリメントであれば健康になれるというわけではありません。青汁とワーファリンなどの血栓予防薬の飲み合わせには要注意です。ビタミンKの多い青汁やクロレラを摂取しながら、ワーファリンで血液をさらさらにしようとすると、相互に逆方向の働きが生じて薬の働きが弱まります。


ピルなどの避妊薬を服用している状態で、サプリメントで鎮静作用を得ていると、避妊の効果が十分でないことがあります。


セロトニン症候群という、抗うつ剤の効果が強く表れすぎてしまう症状の背景に、特定のサプリメントとの飲み合わせがあることがあります。


このようにサプリメントには薬との飲み合わせによってかえって健康を害してしまうようなものがあります。普段薬を服用している人は、サプリメントを摂取する前にかならず主治医に相談したほうが良いでしょう。サプリメントの製造会社の中には電話での相談窓口を設けているところもあります。飲み合わせをしてもいいサプリメントと薬かを調べた上で、上手にサプリメントを使いましょう。

 


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