低体温を克服して免疫力アップ [健康の知識]
今、平熱が36度以下という低体温の人が増えています。低体温になると血流が悪くなり、免疫機能を持った白血球が全身を巡ることがしづらくなります。
つまり、低体温では免疫力が低下し、ウイルスや細菌を発見しても正常な免疫力が機能できず、病気にかかりやすくなります。
体温が1度下がると免疫力は30%低下すると言われていますので、自分の平熱を知り、低体温にならないよう、血流を良くする必要があります。
低体温の原因の9割が筋肉量の低下にあると考えられています。実際、50年前の日本人より平均体温が0.7度近く下がっているそうです。
ライフスタイルの変化による運動不足、複雑化したストレスが筋肉を痩せさせてしまい、基礎代謝が落ちて低体温の原因となっています。
免疫力をアップさせるには体温を上げる健康法を行うことで、1日30分歩くようにし、ウォーキングを習慣にします。他に入浴、スクワット、冷え症対策にカイロや湯たんぽなどを使用すると良いです。